小児の眼軸長 解析ソフト(Axial Manager™) の導入
お子様の近視進行の程度は、眼軸長 (眼の奥行き) を計測・評価することによりある程度解析できます。
当院では下記のようなトレンド解析グラフから、お子様の近視の進行予測や、近視抑制の治療効果を一目で分かりやすくお示しできます。
患者さんと医師と情報を共有することで、治療の必要性の理解や、治療継続のモチベーションアップに貢献できます。

低濃度アトロピン点眼 (自費診療)
- リジュセアミニ®点眼 (低濃度アトロピン点眼) は、近視の進行を抑制する点眼薬です。
- 世界で最も広く行われている治療で、就寝前に1回点眼するのみです。
- 個人差はありますが、ある程度の効果が実証されています。
- 可能であれば、近眼の進行が進みやすい高校生くらいまでの使用継続が望ましいと考えています。
- 副作用について、眩しさやボヤけ等の報告がありますが、全身への影響はないとされています。
- 点眼薬の処方後は、眼鏡やコンタクトの処方も自費となります。
- 学校検診で視力低下を指摘されて受診した際も、点眼継続中 (自院他院を問わず) であれば、近視の検査については全て自費診療になります。
- 使用継続を中止した場合には保険診療に戻すことができます。
- ただし、近視以外の例えば結膜炎や麦粒腫(ものもらい)等については従来通り保険診療の扱いです。
- 当院のシステム上、自費診療と保険診療は同日に併用できません。
点眼薬の代金
初回 | 1ヶ月分処方 | 4,400円 + 定期診察代 2,000円(税込) |
---|---|---|
次回以降 | 3ヶ月分処方 | 13,200円 + 定期診察代 2,000円(税込) |
眼鏡/コンタクトレンズ処方の代金
2,000円 (税込) |
コンタクトレンズ新規作成の代金
4,000円 (税込) |

オルソケラトロジー(自費診療)
- 毎月定額でレンタルすることで、高額な初期導入費と定期検査代をなくしました。また、保証内容も充実させています。
- 就寝中に装用する特殊コンタクトレンズにより、目の表面の形を変形させて近視を矯正します。日中は裸眼での生活が可能です。
- 近視の進行が抑制されたという報告が国内外で多数あります。
- 完全予約制になりますので、電話予約をお願いします。
- これまで通り、メニコン社のオルソケラトロジーもご用意があります。
スケジュール
- 適応検査
- 1-2週間のレンズ体験貸し出し
- 本契約
- 定期検査
費用について
レンズ名 | ![]() |
---|---|
適応検査(返金なし) | 5,500円(税込) |
体験預かり金 (レンズ返却時に原則全額返金) |
両眼 30,000円(税込) 片眼 15,000円(税込) |
本契約、レンズ発注 | 初回の月額治療費 8,800円のみ (税込) |
月額治療費 (2ヵ月目以降) |
両眼 8,800円(税込) 片眼 5,500円(税込) |
保障 |
毎年2回まで無償交換 以降、1枚につき 16,500円 (税込) |
参考サイト
近視の遺伝子check (自費診療)
- 近視に関わる遺伝子を解析し、遺伝的に近視になるリスクを5段階評価で知ることが出来ます。その結果を元に医師がアドバイスをします。
- 検査はとても簡単で、綿棒で頬の内側をこすって検体を採取するだけです。
約1ヶ月後に結果が出ます。 - 診断を目的にするものではありません。あくまでもリスク評価になります。
- 検査費用は、14,000円 (税込) となります。